【宮城県の郷土料理】はらこ飯の作り方

今回ご紹介するのは、宮城県の郷土料理はらこ飯です。はらこ飯は鮭の身を甘辛く煮て、煮汁を入れて炊いたご飯に鮭といくらをのせた豪華な炊き込みご飯の様な料理です。

毎年恒例でこの時期は自家製いくらを作って楽しんでいます。出来上がったいくらは、いくら丼にしたり手巻き寿司、軍艦巻きにして楽しんでいます。今年は生筋子の値段が高騰して、例年以上に高級品なので最高に美味しい食べ方をしよう!と思って思いついたのが、はらこ飯でした。

なんといっても旬の秋鮭をまるごといただく料理なので、美味いに違いない!!

仙台に住んでいた時食べそびれたので本場の味はわかりませんが、とっても美味しく出来ました!ぜひ参考にして作ってみてください!

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はらこ飯の作り方(二合炊き)

秋鮭に塩を振る

はらこ飯には生鮭を使います。本格的なものは鮭のアラを使ったりするみたいですが、今回は切り身を2切れと、特売で売っていた切れ端を使って作りました。

まず、臭みを取るために全体に塩をまぶして10分ほど置いておきます。

鮭を霜降りに

熱湯をかけて霜降りにして、氷水に取ります。血合いやウロコがあればしっかり洗って水気をとります。

煮汁で煮る

煮汁を沸騰させてから、下処理した鮭を入れます。煮汁は、水200ml、酒100ml、醤油125ml、砂糖80gにしました。

今回初めてだったので加減が分かりませんでしたが、この鮭の量だと煮汁が余ってしまったので次回は半分の量で作りたいです。砂糖が大量に入りますが美味しく出来ました。みりんを使ったり水を使わないレシピもあったので煮汁は色々試してみたいです。

アクをとる

アクがたくさん出るので細目にとりながら、8分煮ます。

煮えた鮭

煮汁が濃いので8分でもいい感じに色が付きました。

鮭の身を分ける

煮汁から鮭を取り出して冷まします。煮汁も使うので、そのまま冷まします。

鮭をほぐす

少し冷めてきたら、鮭の皮と骨を取ります。皮を取ってから煮るのがいいみたいですが、やろうとしたら結構面倒そうだったので煮てから取りました。

残った皮

こちらは残った皮や残骸です。食べてみたら美味しかったので、おつまみになりました。

2合炊き

今回は2合分作りました。鮭を煮た煮汁を140ml入れて、後は炊飯器の目盛り通り水を足して炊きます。

鮭を入れる

炊飯が終わったら、鮭を入れて少し蒸らします。鮭は大きいまま皿によそっていくらをのせたら出来上がりですが、今回はやってみたい事があったので、鮭はほぐして混ぜ込みました。

我が家のはらこ飯の出来上がり

こぼれいくら

やってみたかったのはコレ!!こぼれいくらです!ついついやっちゃいました(笑)

はらこ飯

いくら丼に見えますが、実は・・・

我が家のはらこ飯

はらこ飯なんです!!はらこ飯は初めて食べました。とっても美味しいです!鮭の風味がご飯に染みて、全然臭みも無く、いくらとバッチリ混ざって最高でした。

しいて言えば、海苔を切らしていたのが残念なポイント・・・。海苔好きなので刻み海苔をのせたかったなあ。

今回ご紹介した、はらこ飯!毎年恒例になりそうな予感です。美味しい鮭も必要ですが、なんといっても美味しいいくらが大事ですね!

自家製いくらの作り方

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自家製塩いくら丼

市販のいくらをのせても美味しいと思いますが、なんといっても自家製いくらにはかないません!慣れると簡単に作れるので、こちらを参考にしてぜひ自家製いくらにもチャレンジしてみてください。

それと、今回参考にしたサイトも紹介します!

山内鮮魚店のレシピ集 | 海産物や魚介類、鮮魚のレシピ集。旬のレシピや海産物の下処理の仕方も掲載。三陸海産物のギフト通販【山内鮮魚店】

はらこ飯の作り方は、秋鮭の身を煮込み、その煮汁でお米を炊き込んでイクラと鮭の身を盛りつければ完成。こだわりのはらこ飯を作…

はらこ飯とっても美味しいので、ぜひ作ってみてください!!

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