今回ご紹介するのは鮎飯です!ずっと気になっていましたが作るのは今回が初めて。作り方はそんなに難しくないんですが、味の方が少し気になっていました。鮎の塩焼きは大好きですが、どちらかといえばビールや日本酒とともに熱々を食べたいもの。ご飯のおかずとしてはあまりピンとこないので鮎飯という選択肢はこれまで無かったです。
ただ今ちょうど、冷凍庫に鮎があって、美味しい醤油も買ったばかりだし、土鍋もあるし薬味の大葉もある!という事で、やるなら今しかない!ってことで作ってみました。
鮎飯の作り方
鮎飯の作り方はとっても簡単です!焼いた鮎を入れて炊くだけ(笑)簡単なので下ごしらえと材料の良し悪しで味は変わってきそうですが、そこまで難しいものでも無かったです。
鮎のはらわたを取るかどうか
一番悩んだのは、鮎のはらわたを取るか、そのまま炊くか。調べてみると大体はらわたはそのままで炊いて、最後に鮎をほぐす時に、はらわたを入れたり、入れなかったり。
鮎を塩焼きを食べる時ははらわたも食べますが、あれってやっぱり苦いですよね?熱々でホクホクな鮎の身を食べて苦いわたも食べる塩焼きはとても美味しいですが、ご飯と合うのか?とちょっと抵抗がありました。旨味やコクはでるとは思いますが、失敗しちゃったらもったいないので、はらわたを取って焼いて炊き込むことにしました。
土鍋で作る鮎飯
それでは実際に作ったレシピをご紹介します!
- うろこ、はらわたを取った鮎2尾に薄く塩を振って焼く
- 土鍋に研いで20分ほど水につけた米を2合入れ、水を350ml入れる
- 醤油10ml、みりん10ml、酒30ml入れて軽く混ぜ、出汁昆布をのせてその上に焼けた鮎を2尾のせる
- いつも通り炊飯し、炊き上がったら鮎の身をほぐしてご飯に混ぜ合わせたら出来上がり
鮎を焼く時は塩を薄くする事と、焦げすぎない様に焼くことがコツです。水の量はお使いの土鍋や炊飯器に合わせて調整してください。昆布は出汁用の5cmぐらいのです。
塩焼きだと、いつも見張りながらじっくり焼いていきますが、はらわたも取って焼いたので片面5分ぐらいずつ、中火で適当に焼きました。
鮎飯の味
米を研いでから大体1時間ぐらいで完成しました!炊いている時から香ばしくていい匂いがして、すでに美味しそうでした。
はじめて食べた鮎飯ですが、最高にうまかった!焼いた鮎の香ばしさと鮎の風味が思った以上にご飯と合っていました。大葉がとっても良かったので、鮎飯を作る時は大葉が必須かも!
食べながらふと、この味にはらわたの苦みと旨味が合わさったら・・・うまいのかも!?と頭をよぎったりしましたが、次回作る時もはらわたは取ると思います。
その代わり塩焼きを1尾追加で焼いて、鮎飯と塩焼き両方準備して塩焼きをガブっとやってから鮎飯食ってみたい(笑)
2合炊きましたが、ほとんど平らげちゃいましたので、鮎飯を作る時は他に何もいりませんね。
鮎飯!うまいのでおすすめです。
今回使った鮎はこちら
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