煮えばなが美味い土鍋飯!一汁一菜でよいご飯

今回ご紹介するのは一汁一菜。質素なイメージがある一汁一菜ですが、炊き立てご飯を食べるのは本当に美味しいですね。特に新米はたまりません。

そんな一汁一菜の主役ご飯について美味しい食べ方をご紹介します。究極の炊き立て!とも言える煮えばなで食べるご飯はとっても美味しいですよ!土鍋で炊いて煮えばなで食べると何とも言えないご馳走になります。とっても美味しいので是非参考にしてみてください!

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一汁一菜でよいという提案

一汁一菜

このブログにタイトルにもある一汁一菜は、胆嚢摘出の手術をしたので健康の為に暴飲暴食はやめよう!という意味を込めています。一汁一菜といえば土井善晴さん。「一汁一菜でよいという提案」という本が話題となりました。

米のとぎ方は、土井善晴さんが紹介する洗い米を参考にしています。普通は研いだ米を水にしばらく浸けて炊飯しますが、研いだ米をザルにあげて置いて炊く洗い米の方が美味しい気がします。水に浸けておくと発酵したり雑菌が繁殖するみたいですね。

土井さんに限らず、いろんな料理人やお米屋さんが情報番組などで美味しいご飯の炊き方を紹介しています。土鍋がいいとか、水に浸けておくとか、ザルにあげておくとか、水加減はどうだとか色々あります。最近の炊飯器は洗ってすぐ炊くといいなんて話もありますね。

美食家の魯山人は飯の炊けない料理人は一流の料理人ではない、そして飯を炊くのは料理だと言っています。魯山人のように毎日飯の釜に向き合って真剣勝負をする気はないですが、料理のつもりで米の炊き方を色々やってみると楽しいです。

料亭の味なのか!?煮えばなはうまい

土鍋一汁一菜

洗い米は炊飯器で炊いても美味しいですが、やっぱり土鍋で炊くと美味しい!しかも最近のお気に入りは「煮えばな」を食べるご飯です。

以前テレビを観ていたら料亭で土鍋ご飯をだしていて、煮えばなのご飯をよそっていました。普通ご飯が炊けたら火を止めて蒸らしてから食べます。蒸らさずに熱々の湯気が立ったご飯がなんともうまそうで、調べて作ってみました。

参考にしたのは有名な京都吉兆のHPです。

米の炊き方は簡単で、洗ったお米を土鍋に入れ、普通の水加減で炊いていきます。沸騰したら蓋を開けてざっくり混ぜて、火を止めるタイミングで蒸らさず完成!すぐ食べちゃいます。ご飯を炊く際にはよく蓋を絶対開なと言われますが、途中で開けて混ぜる事で温度が均一になってうまく煮えるそうです。

煮えばなご飯

煮えばなご飯は、みずみずしくてとっても美味しいです。お粥の様な柔らかい感じでもなく、ほどよい硬さに仕上がっていました。間を置くとすぐ粘り気がでてくるので熱々の内に食べたいですね。小さな土鍋であれば、食卓に鍋ごと持ってきて一杯目で煮えばなのご飯を食べて、蒸らしておいて二杯目を食べるとまた美味しいです!

一汁一菜はシンプルですが、少し手間をかけると大分変りますね。手間や食材の工夫を楽しめれば、ずっと続けられそうな気がします。

フライパンで炊いたご飯

フライパンで炊いたご飯で一汁一菜

土鍋もいいですが、手鍋風のフライパンで炊くのも美味しいです!ガラスの蓋で中身が見えるので美味そうなタイミングで食る事が出来ます。途中で味見もしちゃったりしても大丈夫(笑)


テフロンのフライパンだと後片付けも楽ちんです。炊飯器とフライパンと土鍋を使い分けるのもいいですね。

美味しいご飯には焼魚がよく合いますね!一汁一菜はシンプルなので、素材にこだわる楽しみも味わえます。

ご飯も味噌汁も土鍋で作った昼食

ゆったり休日にご飯も味噌汁も土鍋で作るのもいいですね。これは鍋焼きうどんやるぐらいの小さめの土鍋ですが、二人分のご飯と味噌汁作るにはちょうどいいです。ちょうど2個あるので、ごはんと味噌汁を同時に作っちゃいます。

見るからに美味しそう!土鍋ご飯の水加減は少しまだ手探り中です。二人で食べるには1.5合がちょうどいいので、それに合う水加減を探っています。少し多目の水加減から始めて大体300mlぐらいで落ち着きました。水加減は好みの加減を記録していくといいと思います。

炊き方は、沸騰したら一度蓋を空けてかき混ぜて、それから弱火で12分にしています。。

土鍋味噌汁

こちらは鶏肉と椎茸とセロリの味噌汁です。セロリが入って面白い組合せですが、鶏肉とセロリがいい感じですね。

いつもの煮干し出汁ですが、なんと!今までやっていた出汁の取り方間違っていました(笑)せっかくだから、水もミネラルウォーターにしたし、さて出汁の取り方でもみてみるか!と改めて調べてみたんです。

これまで出汁を取る時には沸騰させないと旨味がでないっていうのが頭にありましたが、煮干しはグツグツ沸騰すると臭みやエグミが出るらしい!?あちゃーと思ってさらに色々調べてみて実践してみました。

煮干しは水につけてしばらく置いていて、まずは中火でゆっくり加熱していき、沸騰直前で弱火にしてそこから10分煮てみるといいそうです。やってみると・・・・あら!お上品な感じ。確かに美味しかったです。出汁の取り方もこれを機会に見直すことにします!

土鍋で作った一汁一菜
ご飯にせよ、味噌汁にせよ、工夫や作り方次第で大分違いがあって面白いですね。一汁一菜は楽ちんではありますが、こだわると奥が深くて家庭料理の基礎を学ぶ場でもありそうです。

土鍋ご飯と洗い米、そして煮えばなのご飯!美味しいのでぜひ参考にしてみてください。

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