エルブドプロバンス香る我が家のポトフの作り方

今回ご紹介するのは、寒くなってくると食べたくなるポトフ。

シンプルなだけに試行錯誤が楽しい料理ですね。毎年作っていますが、少しずつ変わってきて自己流のレシピになってきました。ポトフはもともとフランスの家庭料理なので各家庭の味があるんだと思います。

我が家のポトフはエルブドプロバンスで風味付けしてオリーブオイルも入れます。とっても美味しいのでおすすめですよ!ぜひ参考に作ってみて下さい。

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ポトフが美味しくなるコツ

ポトフ2017

レシピを探して参考にして作ったり圧力鍋でやってみたりしていましたが、徐々に自己流になってきた頃です。それまではポトフってそこまで美味しくないな、という時期がけっこう長い間ありました。コトコト何時間も煮込む洋食(フレンチ)にあこがれるけど、実際作ってみてまあ雰囲気だけでこんなもんかなってことが度々続いていました。

そんな時に、牛肉とブロックベーコンを両方入れると美味い!という事に気づきました。それと味の決め手はセロリとハーブとオリーブオイル!ベースはマギーブイヨンで作っていますがローレルだけではなくてフレッシュタイムも入れるとすごく美味しくなりました。

オリーブオイルもスープが美味しくなるのでおすすめです!この時の材料は牛肉、ベーコン、セロリ、玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ、タイム、ローレル、オリーブオイル、マギーブイヨン、塩です。

作り方はポトフの「火にかけた鍋」という語源の通り煮るだけなんですが、お肉を炒めて焼くか、炒めずに焼くか。この時は生肉をそのまま入れて煮込みました。

お肉を複数入れるとポトフは美味しくなる

ポトフ2018

こちらは豪華なポトフですね。この時は牛肉とブロックベーコンに加え、なんと手羽元も入れてみました。お肉には塩を振って、オリーブオイルで炒めてから煮込みます。

フレッシュタイムは売っていなかったので、エルブドプロバンスを使いました。そのままパラパラ入れてもいいんですが、舌触りがあんまり良くないのでお茶パックに入れて煮込みました。ニンニクも煮込んでいくと溶けてスープが濁ってくるのでお茶パックに入れました。どちらも1時間ぐらい煮た頃に取り出しました。

大根もよく合いました。おでんの様に下茹でしてから入れます。牛と豚と鶏で大味になりそうなものですが、とっても美味しいスープに仕上がりました!

★材料

  • 牛肉
  • ブロックベーコン
  • 手羽元
  • セロリ
  • 玉ねぎ
  • 人参
  • 大根
  • マギーブイヨン
  • エルブドプロバンス
  • オリーブオイル
  • にんにく

★作り方

  1. オリーブオイルで肉を炒める。
  2. 鍋に水とブイヨンとエルブドプロバンスとにんにくを入れる。
  3. 炒めた肉と野菜を入れて火にかける。
  4. アクを取ったらオリーブオイルを大さじ1ぐらい入れて弱火でじっくり2時間ほど煮込んで完成。

おでんの様に作った究極のポトフ!?

こちらは少し材料少な目ですが美味しかったポトフです。

おでんの様にとにかく煮立たせずゆっくり煮て澄んだ汁にする事を意識して作りました。具材は牛すね肉、ブロックベーコン、玉ねぎ、人参、マッシュルーム。味の決め手のセロリが高騰していたのでマッシュルームを入れてみました。

お肉は今回炒めずに、茹でこぼしてサッと洗ってから鍋に入れて、全ての材料を鍋に入れて水から煮ていきました。エルブドプロバンスとニンニクもそれぞれお茶パックに入れて煮込みます。二時間ぐらい煮た後で、仕上げにお玉半分ぐらいのオリーブオイルをタラーっと入れて完成です。

これはもう汁がうまい!ゴクゴク飲んでしまいます。塩を振っていただきますが、ベーコンの塩気で十分美味しかったです。セロリはやっぱり欲しかったんですが、マッシュルームが思った以上に美味しい!これはセロリとマッシュルームどちらも入れたいですね。


こちらは付け合わせのフランスパン。二時間も煮込んだご馳走ポトフなので、普段と違う焼き方で楽しみます。南部鉄器のグリルパンでパリッと香ばしく焼いてみました。


このパンとポトフ!最高ですね。ポトフのお肉を食べる時にマスタードがあると、とっても美味しくなります。ディジョンマスタードというフランスのマスタードはポトフにとっても合いますが、無ければ和からしでも美味しいです!

ポトフの進化は続く

毎年少し変わっているポトフですが美味しくなるコツは大分絞られてきました。

  • ハーブとオリーブオイルを入れる。
  • セロリとマッシュルームを入れる。
  • お肉とブロックベーコンを入れる。

だいたいここを押さえておけば美味しくなると思います!

お肉を焼いて入れるか、茹でこぼすか、どっちも美味しいのでお好みでいいと思います。風味付けで入れるオリーブオイルは大体お玉半分ぐらい入れると美味しくなるのでおすすめです。

毎年新たなアイデアが沸いてくるのも楽しいですね。また美味しいコツをつかんだら更新していきたいと思います!

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